『本当に恐ろしい江戸時代』を読んで。。

本を読んで感想をブログにアップする「本読みブロガー」に応募して『AQUTNETリサーチ「本読みブロガー」提供書籍』『本当に恐ろしい江戸時代』が届いた。。 タイトルで怪談話しか何かかと思って応募したんだけど、予想に反した内容でした。。 最初から最後まで違和感を感じながら読み進み、最後まで読み終えた時はかなりの疲労感を覚える読み物でした。。 まず、著者の断定的な、しかも学校で教わってきた内容を全面否定しているところに違和感を覚える内容だし、こじ付けがきつくて読むに絶えない部分もかなりある。。 例えば、過去の歴史を評価するにも基準が現代に置かれていること。これには、かなりの違和感を覚える。。 飢饉での死者が多い原因がすべて悪政によるものだと決め付けたり、医学の未熟さを医者の免許制度が無かったことが主たる原因かのような書き方。 決してすべてを否定する訳ではないが、あくまでも一つの見方、側面的な部分を強調しすぎという感が強すぎる。 歴史にそんなとらえ方、側面が有ったかと既成概念を覆すにはこれだけの断定的で独断的な表現が必要なんだろうけど、読んでいて違和感をばかりで残る印象は余り良いものとは言えない。。 それでも、色んなものの見方を知りたい方は、読んでみるのも面白いかも。。
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本当は恐ろしい江戸時代 (ソフトバンク新書)